泡の湯温泉の創始者、舟山鐵四郎が1949年(昭和24年)に温泉開発を決意、翌1950年(昭和25年)から旅館の建設を始め、1951年(昭和26年)6月に「三好館」開業の運びとなりました。けれども当初は、まず道を作ることから始まり、電気もなかったので、文字通り秘境のランプの宿でした。

  1952年(昭和27年)からは営林署の林道工事が始まり、泡の湯温泉は陸の孤島から解放されることになりました。その後、狭い敷地に小さな旅館では足りなくなり、1967年(昭和42年)に現在の場所に移転しました。




泡の湯温泉「三好館」の時代
  最初の泡の湯温泉「三好館」

  泡の湯温泉は、現在地から内川上流に300メートルほど遡った、山が川べりまで迫っているところに源泉があり、そのそばに最初の「三好館」は建設されました。当時は混浴風呂がひとつだけの温泉でした。



噴出する温泉を家族と共に
 

  現在の泡の湯温泉「三好荘」

  1967年(昭和42年)6月、現在地に移転、「三好荘」として営業を開始しました。その後、新館や大浴場棟を増築して、現在に至っています。源泉温泉の男湯・女湯それに天然水の沸かし湯大浴場(男湯・女湯)があります。

  1969年(昭和44年)からは、川向こうの丘陵地に、「しゃくなげ公園」を造成。毎年、5月中旬から6月上旬にかけて、淡いピンク色の「あずましゃくなげ」の花が楽しめます。




現在の泡の湯温泉「三好荘」
 


舟山鐵四郎
  創始者のひとこと

  最初は、道を作ることからはじまり、電気もなかったのでランプがあたり前の生活でした。なぜ、そこまでしてやるのかと、よく言われましたが、やはりこの温泉と大自然の融合がなんとも素晴らしく、これをどうにかして活かしたいという一念でした。

  いまは交通の便もよくなり、県内外からたくさんのお客さまにご利用いただき、ありがたく思っています。また訪れたいところと思って頂くよう、日々努力いたしておりますので、お気軽に出かけください。
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